スティガ契約の及川瑞基、
WTTコンテンダーチュニスでベスト8。
世界ランキングも20UP！

予選からの出場で快進撃
準々決勝では張本智和と熱戦を展開

6月25～30日にかけて、チュニジアで開催されたWTTコンテンダーチュニス大会。スティガ契約選手の及川瑞基（岡山リベッツ）が男子シングルスに予選から出場し、ベスト8進出を果たした。

及川は予選2試合にそれぞれゲームカウント3-1で勝利し、本戦（決勝トーナメント）に進出。本戦1回戦でデサイ（インド）にゲームカウント3-1で勝利すると、続く2回戦ではタッカル（インド）と対戦。相手の粘りに苦しみ、ゲームカウント1-2と後がなくなるも、最後まで集中力を切らさずに戦い、逆転勝利で準々決勝進出を決めた。

準々決勝では、仙台ジュニアクラブ時代の後輩である張本智和（智和企画）にフルゲームの激闘の末、敗戦。敗れはしたものの、最終ゲームでは5-3でリードを奪うなど、最後まで奮闘を見せた。

及川は今大会でランキングポイント「85」を獲得。7月2日に発表された世界ランキングでは96位から75位に20以上上昇となった。

アジア選手権日本代表選考会で3位に

また及川は、6月21日に終了したアジア選手権アルマトイ大会（個人戦）兼2025年世界選手権ドーハ大会（個人戦）アジア大陸予選会 男女日本代表選手選考会で3位と健闘。

第1ステージ（グループリーグ）では、第1戦で宇田幸矢（協和キリン）に敗れる苦しいスタートとなるも、以降は持ち味のクレバーかつ粘り強いプレーで濵田一輝（早稲田大）、岡野俊介（朝日大）、三木隼（愛知工業大）を退けた。

写真：WTT、卓球王国編集部