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全中で活躍! 金田優陽(冠雲クラブ)、速攻ガール

2024年08月27日

スティガの話題のラケット『サイバーシェイプカーボン』とスティガのラバーで全中でベスト8入りした金田優陽

金田優陽(冠雲クラブ/入谷南中3年)
KANETA Yuhi

「この全国の舞台に立ったからには、
『上に勝ち進むんだ』という
強い気持ちがありました」

 2024年8月25日に終わった全国中学校大会の女子シングルスで見事ベスト8に入ったスティガプレーヤー、金田優陽(冠雲クラブ)。
フォア裏ソフト、バック表ソフトの異質攻撃選手。ドライブと両ハンドのミート打ち、回転とスピードを操る攻撃選手だ。
大会を振り返ってのインタビュー。

●新潟での全中を振り返ってください。

金田 正直、全中(全国中学校大会)ではここまで上に上がれるとは思いませんでした。ただ、この全国の舞台に立ったからには、「上に勝ち進むんだ」という強い気持ちがあって、大会が終わった後は実感がわかなかったけれど、改めて全国でベスト8に入れたことをうれしく思っています。
 もちろん私ひとりの力ではなく、周りの方のサポート、コーチ、親にあらためて感謝したいです。自分がここまで頑張ることができたのはそういった方々のおかげです。
 実は2回戦、3回戦ではゲームオールのジュースの試合を繰り返しています。最後は負けてもいいから思い切り攻撃しようと。最後は根性、メンタルでした(笑)。やはり今まで練習してきたことに自信を持って戦えたことが良かった。準々決勝の伊藤友杏(貝塚二中)さんとの試合では、2-0とゲームをリードしましたが、3ゲーム目で相手も慣れてきていたし、私も少し気が緩んだところもあって、簡単なミスが出てしまいましたが、振り返れば、3ゲーム目でもっと積極的にプレーして、一気に勝ちを取るべきだったと思います。私も頑張ったけど、相手の伊藤さんはもっと頑張ってきたし、1点、1点の積み重ねの差が出てしまったと思います。

●金田さんが卓球を始めたきっかけは?

金田 卓球は5歳から始めました。おじいちゃんが卓球をやっていて、当時は習い事もしてなくて、体験として卓球をやってみたら、「おもしろい!」と思って、始めました。周りも親も「本格的にやらせよう」と思ったかはわからないけど、自分の中ではまだそういう気持ちがなくて、小学2年生の頃から、試合で負けると「悔しい」という気持ちがわいてきて、冠雲クラブで本格的に練習するようになりました。

フォアドライブとミートも金田の武器だ

「私の卓球は他の人と少し違う。
ドライブだけじゃなく、
ミート打ちも自分の特長です」

●自分の卓球の特徴と今後の目標は?

金田 私の卓球は少し他の選手と違うように思います。周りの選手はドライブが主体かもしれないけど、私はドライブも打つけれどもミート打ちも取り入れています。早い打球点で打つこともしますが、台から少し下がってもラリーはできます。
 今回が3回目の全中です。1年生のときには初めての全中で向かっていって戦えました。2年生の時には「勝たなきゃ」という気持ちが入って、少し硬くなった。3年生の今年は、「思い切ってやるしかない」という気持ちでプレーできました。
 高校に入ったら、インターハイに出て、ベスト8・・・いや、ベスト4以上を目指します!

●使っている用具について教えて下さい。

金田 今使っている『サイバーシェイプカーボン』(スティガ)は中学2年の春から使っています。形がそれまでのラケットと違うので、ラケットの重心が先端寄りにあって、その分、ボールに力が伝わるような感覚があります。『サイバーシェイプカーボン』に変えた時にはラケット自体が少し重くなり、その分、ボールも重い球質になったと思います。変えた後に普通のラケットで打つと「あれ?ボールが軽い」と思ってしまいます。
 フォア面は『DNAプラチナH』(スティガ)で、ドライブもかかるけれど、ミート打ちもやりやすい。私の卓球に合っていますね。
 バック面は表ソフトの『シンメトリー』(スティガ)を使っていて、それまで使っていた表ソフトはコントロールが難しかったのですが、『シンメトリー』に変えて、コントロールもしやすいし、早い打球点でミート打ちもでき、相手の下回転のボールもミート打ちで狙えるようになりました。

中学最後の全中で結果を出した金田選手。次はインターハイでの活躍を誓った

金田優陽(冠雲クラブ/入谷南中3年)の使用用具

『サーバーシェイプカーボン』

フォア面『DNA プラチナ H』

バック面『シンメトリー』