STIGA NEWS
木材ラケットファンには
見逃せない7枚合板、登場。
今、ラケットは「ピュア」であれ?!
2024年10月17日
環境にも配慮した、「SDGs」なモノ作り。
最先端ラバーの性能を、王道の木材ラケットが引き出す
同じものがひとつとしてない、美しい木目のグリップは、握った瞬間にしっとり手のひらに吸いつくようだ。「これぞ、スティガ」。往年のファンが、そうつぶやきたくなるラケットが登場した。10月にリリースされた『ピュア』は、まさにスティガらしさが詰まった7枚合板ラケットだ。
「性能も弾みも『ザ・7枚合板』。まさに王道。合わせるラバーを選ばないし、そのラバーの特徴を生かせるラケットですね」。スティガジャパンの塩野真人さん(元日本代表)は、『ピュア』の性能をそう語る。
スティガの高い木工技術をフルに生かした7枚合板は、合わせるラバーを選ばない
スティガの7枚合板ラケットといえば、「木材ラケットの最高峰」と言われるロングセラー『クリッパーウッド』があるが、『ピュア』は打球感としてはやや『クリッパーウッド』を軟らかくしたイメージ。木材ならではの高いコントロール性能を備えながら、6.6mmとやや厚めの板厚でボールを力強く打ち返す。
「木材ラケットユーザーの方はもちろんのこと、中高生の選手の方が、最初に買ったラケットからステップアップする『2本目のラケット』を選ぶ時でも、この『ピュア』はオススメできますね。
弾みを求めてカーボンなどの特殊素材ラケットを選ぶ方が多いかもしれませんが、声を大にして言いたい。7枚合板でも十分に良いボールは打てるんですよ。『ピュア』は2本目のラケットに選んでもらって、じっくり使い込むのにピッタリの性能だと思います」(塩野さん)
合わせるラバーは『DNA プラチナ』シリーズも良いが、コントロール性能にも優れたスピン系テンション『DNA プロ』シリーズや、弾きの良さが特徴の日本製ラバー『マントラ プロ』シリーズもオススメ。「回転を求めるなら『DNA プロ』、スピードを求めるなら『マントラ プロ』。好みに合わせて選ぶと良いと思います」と塩野さんは語る。
同じものは1本もない美しい木目のグリップを、あかがね色のレンズが引き締める
また、『ピュア』はブレードやグリップに染色した素材を一切使っていない、環境に配慮したモノ作りは、さすが「SDGs(持続可能な開発目標)」への積極的な取り組みで知られるスウェーデン。その「生無垢(きむく)」の一本に、あかがね色のシンプルなレンズが実によく映える。ちなみに先行発売された『ピュア』は通常のラウンドタイプだが、多角形の『サイバーシェイプ』バージョンも続いて発売される(10月17日出荷開始)。
先端化学を駆使したラバーの性能を、総天然素材の木材ラケットが引き出すマッチングの妙。今あえてこう言いたい。「ラケットはピュアであれ」と。
『ピュア』
¥13,200(税込)
●木材7枚
●FL・ST・中国式ペン
●基準重量90g
MADE IN SWEDEN
https://stigasports.jp/products/3073