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大舞台に強いモーレゴード。
世界選手権で銅メダルを獲得し、
世界6位へランクアップ

2025年05月28日

Photo ITTF

大舞台になるほど力を発揮する男、トゥルルス・モーレゴード(スウェーデン)。2021年の世界選手権ヒューストン大会では、「サイバーシェイプ」ラケットを携えて決勝に進出し、銀メダルを獲得。独特な多角形ラケットとともに、世界の注目を集めた。

その後、ヨーロッパ選手権で団体優勝に貢献するなどの活躍はあったものの、再び脚光を浴びたのは2024年のパリ五輪。男子シングルスで銀メダルを獲得し、団体戦でもエースとしてチームを牽引。2つの銀メダルをスウェーデンにもたらし、「卓球ブーム」の火付け役となった。

今回の世界選手権ドーハ大会では、準々決勝で日本の戸上隼輔を4-2で破りメダルを確定。準決勝では王楚欽(中国)に敗れたものの、堂々の銅メダルを手にした。
多彩なサービス、バックのカウンタースマッシュ、巧みな台上プレー、そしてフォアハンドのパワードライブ。スウェーデンらしい創造性あふれるオールラウンドなプレースタイルで、世界中のファンを魅了した。

実は今大会、右腕の故障により途中棄権の可能性も取り沙汰されていた中での快挙だった。銅メダルの獲得は、改めてモーレゴードの実力を世界に示す結果となった。大会後の世界ランキングでは6位にランクアップとなった。

Photo ITTF
●モーレゴード使用用具

ラケット 「サイバーシェイプ カーボン CWT トルルス エディション」
両面ラバー 「DNA プラチナ XH」