世界卓球2025ドーハ大会の男子シングルス2回戦で世界ランキング10位(大会時)のチウ・ダン(ドイツ)を破り、同5位の梁靖崑(中国)とも互角の戦いを演じて注目を浴びたジャーヴィス(イングランド)。強烈な回転を持つ巻き込みサービスからの3球目両ハンド攻撃を武器に、ドーハのシンデレラボーイとなったジャーヴィスが、自身が使用するラケットとラバーについてコメントを寄せてくれた。
「世界卓球ドーハ大会では自分としても力を出すことができて、本当に素晴らしい大会になりました。日本からもぼくの試合を見てくれて、応援してくれた方がいたとしたら『ありがとう!』と言いたいです。
ぼくが使用している用具はラケット、ラバーともスティガのものです。もう長くスティガの用具を使っていて、全幅の信頼を寄せています。ラケットは『サイバーシェイプカーボン CWT』を使っています。このラケットは、まずは使われている木材とカーボンの合板構成がとても優れていると感じています。自分としては打球にスピードが出る部分が気に入っています。また、ブレード形状が多角形のサイバーシェイプ型になっていることで、台上での操作性が良く、コントロールがしやすい点もいいですね」(ジャーヴィス)



サイバーシェイプカーボン CWT
●攻撃用ラケット
●¥36,300(税込)
●木材5枚+カーボン2枚(インナー)
●板厚:6.3㎜ ●基準重量:85g(重量パーツ未装着時)
「ラバーはフォア、バックとも『DNA ハイブリッド XH』を使用しています。ぼくはより打球にパワーを出すためにスポンジ硬度が一番硬いタイプを使っていますが、世界で勝つためには硬めのスポンジを使いこなす必要があり、52.5度の『XH』を選びました。
トップシートにわずかに粘着性があるので、回転がとてもかけやすく、ボールに弧線が生まれやすい。威力はもちろん出ますが、回転と弧線によりドライブやカウンターに安心感を持てる点が気に入っています。
『DNA ハイブリッド』にはより柔らかいスポンジ硬度も発売されているので、50度の『H』、47.5度の『M』など、レベルに応じて自分に合うラバーを試してみるのが良いでしょう」(ジャーヴィス)

DNA ハイブリッド
●テンション系裏ソフトラバー
●¥9,900(税込)
●厚さ:MAX ●スポンジ硬度:52.5度