パワーボールが小学生ばなれなら、
用具もトップ選手仕様の重田
7月27日に全日本選手権・男子ホープスの部のチャンピオンに輝いたは重田柊介(岡谷ジュニア・長野)。決勝では仲本楓翔(関西卓球アカデミー・大阪)に対し0-2の3ゲーム目、7-10とマッチポイントを奪われたが、そこから驚異の逆転勝ちで優勝をもぎ取った。
その逆境を跳ね返した強いメンタル、そして上からねじ込むようなバックハンドのストレートのドライブ、一気に回り込んで決めるフォアハンドの強打は、小学生のボールではない。
「決勝の0-2の3ゲーム目、7-10で負けている時に心の中で優勝はあきらめるしかないと思ったけど、そこからネットインやエッジがついて、自分の展開になっていった。
(あこがれの選手は?)二人います。一人目は中国の樊振東選手で、ラリー力があって両ハンドのがすごく強い選手で、もうひとりがスウェーデンのモーレゴード選手で相手が予想できないカットブロックとかするところが好きです。真似してみたいです」と試合後に語った重田。
将来を期待できる新星が輝き出した。

●重田柊介の使用用具
ラケット:スティガ カーボン トルルスエディション(FLA)
ラバー:DNAハイブリッドXH(両面)

スティガ カーボン トルルスエディション

DNAハイブリッドXH(両面)