STIGA NEWS

開発コンセプトは「アウター寄りのインナー」
『オーラ ハイブリッドカーボン』が近日発売

2025年10月21日

 良質なラケットとして国内外から高い評価を得ているスティガから今秋に『オーラ ハイブリッドカーボン』(以下・オーラ)が発売される。

 『オーラ』は昨今で需要が高まっている「弾むインナー」がコンセプトのラケットで、インナーにハイブリッドカーボンを2枚搭載し、CCF(Close Core Fiber)テクノロジーを採用している。このCCFテクノロジーとは、特殊素材であるカーボンの弾みと感触を維持しながらも、ラケットに柔らかい打球感を与えてコントロール性能を向上させる技術のことだ。

木材5枚+インナーにハイブリッドカーボンを搭載。板厚は6.0ミリ

 『オーラ』はこのCCFテクノロジーを採用したインナータイプながらも、弾みの良さを持たせることで「アウター寄りのインナー」という特徴を出している。打球時にボールのつかみを優先させたインナーの打球感が好みだが、もう少し弾みがほしいと感じている選手にうってつけの性能になっている。また、ハイブリッドカーボンを使用したことでスイートエリアも広くなっている点もうれしい。

 なお、スティガのインナータイプの代表格としては、モーレゴード(スウェーデン)が使用している『サイバーシェイプカーボン』シリーズがあるが、『オーラ』はそれよりもやや硬めで弾みを良くしている。

ブレードサイズはスティガの標準的な大きさになっている

 デザインはグリーンを基調に、グリップはセンターに白いラインを入れて、両脇をグリーンの濃淡に分けたシンプルかつ洗練されたものになっている。他のラケットのグリップとは一線を画したデザインと色調で、見た目の良さもこのラケットの売りのひとつになっている。

 『オーラ』のブレードサイズは、縦158ミリ、横(幅)150ミリで板厚は6.0ミリ、基準重量は88グラム±。アウター寄りのインナーとして、合わせるラバーを選ばない『オーラ』。発売は10月下旬から11月上旬を予定している。

グリーンを基調にしたグリップデザイン

オーラ ハイブリッドカーボン

●攻撃用ラケット
●¥33,000(税込)
●グリップ:FLA・STA
●木材5枚+ハイブリッドカーボン2枚(インナー)
●板厚:6.0㎜ ●基準重量:88g±