「このトロフィーを手に持つことができるなんて信じられません。夢見ていたことが現実になりました」
トゥルルス・モーレゴード(スウェーデン)は、2025年WTTチャンピオンズ・モンペリエの男子シングルス決勝で、若きスター・松島輝空(日本)を4-0で下し、初めてのWTTチャンピオンズの優勝トロフィーを手に入れた。
●男子シングルス決勝
モーレゴード(11-9、11-8、11-7、11-9)松島輝空

8月に2度対戦したばかりの両選手は、モンペリエでのモーレゴードと松島のライバル関係の新たな章を披露し、観客たちは見逃せないフィナーレのためにシュッド・ド・フランス・アリーナに詰めかけた。
試合前のファン投票では驚異の79%を獲得したモーレゴードは、圧倒的な優勝候補であり、松島は彼の得意とするカウンター攻撃で大きな歓声を浴びた。2ゲーム目で6-6になった時に、エッジボールによりモーレゴードが再び前に出て、衝撃的なフォアハンドで優位に立った。
4ゲーム目、9-9で松島の3球目攻撃がミスとなり、チャンピオンシップポイントでの松島のリターンがアウトになったことで、新たなチャンピオンが誕生した。
喜びで飛び跳ねた後、歓喜のあまり床に倒れ込んだモーレゴードは、ついにWTTチャンピオンズのステージを制覇した。

「この優勝は信じられない。とても幸せです。激しい1年でした。スウェーデンでのWTTスマッシュを優勝し、そして今回のチャンピオンズを勝ち取りました。WTTチャンピオンズイベントは尊敬されています。これらのイベントに参加する際には、世界のベスト32の選手だけが集まるため、勝つことがほぼ不可能だと知っています。このトロフィーを手に持つことができるなんて信じられません。夢見ていたことが現実になりました」とトゥルルス・モーレゴードは優勝後に語った。

モーレゴードが使用する『サイバーシェイプカーボンCWT トルルスエディション』

モーレゴードが使用する『DNAプラチナXH』
