STIGA NEWS
守備型選手の目線に立って開発された
『BANDA』ブランドのニューラインナップ
木材3枚合板の『BANDA ディフェンシブ』が
新発売!!
2023年11月16日
『BANDA ディフェンシブ』のグリップは、シェークはSTとFL、ペンは中国式が用意されている
北欧スウェーデンのブランドで自社開発、自社生産によるラケットが世界中で愛用されている『スティガ』。スティガのセカンドラインとも言うべき『BANDA(バンダ)』は、買い求めやすい低価格ながらスティガのラケット作りのノウハウが生かされたブランドだ。
その『BANDA』からカット型やペン粒高のブロック主戦型の選手のために開発されたラケットが10月23日に発売された。ラケット名が『BANDA ディフェンシブ』ということからも、守備型選手に特化した性能になっている。
自身もカットマンとして元日本代表であり、2014年世界選手権東京大会の男子団体で銅メダルを獲得しているスティガ・スポーツ・ジャパンの塩野真人さんに『BANDA ディフェンシブ』について話を聞いた。
『BANDA ディフェンシブ』のST
『BANDA ディフェンシブ』の合板構成。柔らかめの木材3枚合板になっている
「何十本というサンプルラケットを試打して、改良を重ねて、たどり着いた守備用のラケットが『BANDA ディフェンシブ』です。これから卓球を始める方、カットマンをやりたい方に満足してもらえるラケットを意識しました。木材のみの3枚合板で弾みを抑えることによって、ツッツキ、カットなどの基本技術をコントロールできます。また、軟らかめの木材を使用しているので、しっかりとフォームを作るのに最適で、コントールがよく卓球の楽しさも味わえます。
初級者、レディースの守備型選手を意識しているので、6,380円(税込)という購入しやすい価格に設定しています。ラケットの平均重量は80g前後なので、両面にラバーを貼っても160gから165gくらいに収まります。初級者でも操作しやすい重さにしています。
シェークだけではなくて中国式(ペンホルダー)も発売しています。これは特に中学生など前陣でブロック主体の粒高を使用する守備選手のためです。中国式はシェークよりもややブレード面を小さくすることにより、操作性に優れるようになります。シェークよりもさらに軽くなっているので、両面にラバーを貼っても150~160gと軽めなので、これから卓球を始める人におススメです。操作性と重量は、ペンの守備型として粒高と裏ソフトを反転させる選手にはぴったりになると思います」(塩野真人)
『BANDA ディフェンシブ』の中国式ペン
無駄を省いたシンプルなデザインながら存在感があるのはさすが
性能面、価格とコストパフォーマンスに優れた1本になっている『BANDA ディフェンシブ』。デザインもグリップ部分のパーツなどシンプルながら、さすがのスティガが手掛けているだけあって抜かりはない。守備型ラケットを探している初〜中級者の選手に一度は手にしてもらいたいラケットだ。
『BANDA ディフェンシブ』
¥6,380(税込)
●木材3枚 ●FL・ST・中国式ペン
●板厚:5.8ミリ± ●平均重要:80グラム±5
Made in CHINA