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東京選手権ホープスの部で
原澤駿太が頂点に。
2年連続Vを達成

2024年01月09日

安定感抜群の両ハンドで小学5年にしてホープスを制す

 1月4・5日に東京都・東京武道館で開催された第76回 東京選手権大会ホープス・カブの部。ホープス男子で原澤駿太(卓桜会栃木卓球センター)が頂点に立った。原澤は昨年の同大会でカブ男子を制しており、2連覇、そして2階級制覇を達成した。
 競る場面もあったものの、勝負強さを見せて決勝に進んだ原澤は、昨年の全国ホープスでも敗れている木方瑛介(T.T彩たま)と対戦。ここ最近の対戦では2試合続けてゲームカウント2-0から逆転負けを喫していたそうだが、この試合では序盤から攻守のバランスの取れた両ハンドで得点し、一気に押し切ってストレートで勝利。2連敗中の相手から白星をあげての優勝に笑顔を見せた。
 技術力の高さに加え、小学5年生とは思えない落ち着いた試合運び、クレバーな戦術も光る原澤。2024年の目標について聞くと「東アジアホープス日本代表入り、全日本ホープスと全日本カデットで優勝」と答え、さらなる高みを見据えている。
〈取材・写真:卓球王国〉

原澤駿太
・2022年全日本選手権カブの部 優勝
・2023年東京選手権カブの部 優勝
・2023年東京選手権ホープスの部 優勝

■原澤駿太・使用用具コメント
 去年の3月に『サイバーシェイプ ウッド CWT』に変更しました。安定感があり、回転量の多いドライブを打つことができるようになりました。
 『DNA プラチナ M』は、台上系技術がとてもやりやすく、打ち合いでも強いボールが打てます。ブロックやカウンターもしやすいラバーです。