欧州王座スウェーデン、
チャイニーズタイペイに競り負け、
ベスト8入りならず

●グループリーグ
スウェーデン　3−0　プエルトリコ
スウェーデン　3−0　スロバキア
スウェーデン　3−2　香港
スウェーデン　3−0　セルビア
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●男子決勝トーナメント2回戦（ベスト8決定戦）
〈チャイニーズタイペイ　3−2　スウェーデン〉
　高承睿　−6、5、−7、−7　モーレゴード◯
◯林昀儒　8、5、8　ファルク
　馮翊新　−9、7、8、−5、−7　シェルベリ◯
◯林昀儒　9、11、7　モーレゴード
◯高承睿　1、2、9　ファルク
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ヨーロッパチャンピオンのスウェーデンがベスト8を前にして決勝トーナメント2回戦で姿を消した。相手は日本がグループリーグで勝ったチャイニーズタイペイだ。スウェーデンはエースのモーレゴードを軸に、ブンデスリーガの「ボルシア・デュッセルドルフ」で活躍中のシェルベリ、元世界2位のファルクという布陣でタイペイと対峙した。
タイペイには絶対的なエース、林昀儒がいる。トップでモーレゴードが若手の高承睿に勝ち、2番で林昀儒がファルクを寄せ付けず、3番でシェルベリが大激戦を制して、4番のエース対決。
抜群の安定感とボールの質の高さが際立つ林昀儒がモーレゴードを完封し、タイペイが2−2にすると、ラストで高承睿がファルクに完勝し、スウェーデンを破り、パリ五輪の代表権を獲得した。スウェーデンはヨーロッパ選手権で優勝して、すでに五輪の代表を決めているとは言え、メダルの可能性があっただけに悔しい敗戦となった。

スウェーデンのエース、モーレゴードはトップで勝ち、
チームを牽引したが、4番で林昀儒に敗れた

ブンデスリーガでも活躍しているシェルベリが3番で勝ち、
スウェーデンはベスト8入りに王手をかけた

ラストで高承睿にファルクが敗れ、3時間を越す激闘は幕を閉じた